顔面神経麻痺（１）|【北九州八幡西の鍼灸】よつもと鍼灸院

左顔面神経麻痺

３０代女性

そのときは、２ヶ月くらいで回復した。（パラシクロビル錠（初期状態の時）・プレドニン・メコバラミン・ファモチジン処方）。それと精神的に緊張して様々な症状が出るのでロフラゼプ酸エチル。

一ヶ月ほど前口に違和感を感じて、物を飲んでも口から漏れるし、目から涙が流れる感じがあって、これはおかしいと脳神経外科を受診。二年前とほぼ同じ薬を出してもらっているが二年前と違和感が違う。左前額部のシワが寄らない。現在はビタミン剤・目薬・とロフラゼプ酸エチル処方。

第一診：４０点満点評価スコアで２０点。
接触性皮膚炎があるとのことで、鍉鍼のトリートメントと温灸とし、次回より少しずつ毫鍼（ディスポーザブルのふつうの鍼）での施術にならしていくことにする。

第二診：前回施術後、左前額部のシワがすこし寄るようになった。目頭の違和感。評価表スコア２６点／４０点。ディスポーザブルの毫鍼による接触も。鍉鍼・温灸。

第八診：（２０１７年９月）：かなりいいと思う。評価票は38点（40点満点中）。
第九診：（２０１７年１０月）：同じく　。評価票は４０点（40点満点中）。

使用した主な経穴：左太陽・左攅竹・左合谷など
施術者から一言：発症後一ヶ月ほど経過していました。施術前は脳神経外科での投薬治療をおこなっていました。接触性皮膚炎があるとのことで、当初は鍉鍼を当てるトリートメントと温灸を行いました。一度の施術で左前額部分のシワがよるようになってきました。第九診で評価表でほぼ４０点満点となりました。（施術自体は10回）。
お灸のセルフケアを行うことで、頻度を詰めて施術をおこなうことができなくても、また、発症後一ヶ月ほど経っていても、効果が上がり得ることが示せたと思います。

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