はじめに
こんにちは、よつもと鍼灸院の四元です。私は北九州八幡西のよつもと鍼灸院において18年以上にわたり、患者さんの様々な症状に向き合って参りました。
さて、あなたがこのページをご覧になっているということは、何らかの目の疲れを感じておられるということなのでしょうね。目の疲れだけではなくて、あるいは頭痛とか肩こりなどにもお悩みかもしれません。
目を使うことにより様々な症状が引き起こされる状態を「眼精疲労」と呼びます。
眼精疲労とは(日本眼科学会の定義は...)
■眼精疲労とは
眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。」(日本眼科学会サイトより)
■眼精疲労の原因
・・・その多くは度の合わない眼鏡を使用していたり、老視(老眼)の初期などで無理な近業作業を行った場合・・・。
緑内障や白内障でも眼精疲労が出現することがあり注意が必要です。
最近は、特にパソコンなどを使用する機会(VDT作業)が増えたため、これが原因の眼精疲労が増えています。
その他、全身疾患に伴うもの・心因性のもの・環境によるものなど、眼精疲労をもたらす要因は非常に多岐にわたっています。」(日本眼科学会サイトより)
原因となるものを除くことも大事ですが
なるほど。眼の視力にフィットした眼鏡をかける、老眼の初期に無理な視作業をしない、VDT作業を避ける...ようにすればいいんですね。
確かにそれはある程度は効果があると考えられますし、また疾患によるものなら、その疾患の治療が優先されるとは思います。
ただし、いったん起こってしまった症状は原因を取り除くだけでなく、その症状に個別的に対処する必要があると考えられます。
治療法としての鍼灸を
全身疾患による眼精疲労は全身疾患の治療(現代医学的なものか否かは問わず)が優先されます。
これに対して、精神的なストレスに起因したり、根を詰めたような視作業を行ったことによって頭痛・肩こりなどが出現しているようなものなどは、
鍼灸の治療がことに適しているものと考えられます。
鍼灸は「治未病」を得意とすることや「こころの病」に効果的であるということからも、そういうことができます。
あなたも眼精疲労の治療法の選択肢の一つとして、鍼灸施術を考えられてみてはいかがでしょうか。