これから保険証を取り巻く状況について(2024年8月現在で)判明していること・不明なことをお話しいたします。
・市はり、きゅう補助金制度は「保険の制度」ではありません・・・
ですが、その対象者が
北九州市在住の国民健康保険の被保険者・後期高齢者医療の被保険者
であるため、
その方が被保険者であることの資格確認が必要となります。
従来、被保険者証(保険証)を確認させていただいていたのは被保険者であること(つまりそれは、市はりきゅう補助金制度を利用できる対象の方)の資格確認のためです。
この記事では制度そのものの説明ではなく、
保険証の行方を中心にお話しいたします。(制度そのもの概要はこちらへ)
・保険証は「廃止」されます
2024年12月をもって、被保険者証(保険証)が廃止されます。
より正確に言えば、12月2日以降は新たに保険証が発行されなくなります。
そしてマイナンバーカードに保険証の機能をもたせたマイナ保険証中心の仕組みに移行するとされています。(政府広報オンライン記事)
リンク先の記事の中では、
「健康保険証の新規発行終了後にマイナ保険証をお持ちでない場合は、申請によらず「資格確認書」が加入している保険者から交付されます。」
と注記されています。
保険者を北九州市(国民健康保険・後期高齢者医療保険)に読み替えますと、
「健康保険証の新規発行終了後にマイナ保険証をお持ちでない場合は、申請によらず「資格確認書」が北九州市から交付されます。」
ということになります。
資格確認書の交付はマイナンバーカードの取得が任意なための措置だと思われます。
また、マイナ保険を利用している方(利用登録している方)へは「資格情報のお知らせ」が送られます(厚生労働省サイト)。
これは、マイナ保険証のリーダーが上手く作動しない等のエラーやそもそもマイナ保険証が使えない医療機関に対処するため、マイナ保険証と併せて携行する必要があるようです。
・書類交付の詳細や、補助金制度における位置づけなども不明です
私の施術所にはマイナ保険証のカードリーダー等情報を読み取れる機器はありませんから、保険証廃止後においても、紙の用紙で資格確認する必要があります。
とりあえずまとめますと。(2024年12月2日以降)
1.マイナ保険証を利用登録されている方には「資格情報のお知らせ」が交付される
2.マイナ保険証を利用登録されてない方(マイナンバーカードを取得していない人も含む)
には「資格確認書」が交付される
3.一方、当院ではマイナ保険証のオンライン資格確認は使えない
ということです。
しかし1.2.いずれの書類もどのように具体的に交付・送付されるのか、現時点ではわかりません。
詳細が未定であることもですが、実際の作業は北九州市のレベルで行うので、実務上の課題等を検討されているのだと思っています。
また、この補助金制度においての取り扱いも不明です。
私としては、「資格情報のお知らせ」や「資格確認書」で従来通りの保険証にかわって資格確認すればいいと思って(願って)います。ですがこのことの補助金制度における位置づけなど未定・不明です。
判明し次第記事を上げたいと思います。
2024年9月11日追記:北九州市鍼灸マッサージ師会サイトに保険証廃止後の補助金制度の運用について記載がありました。
大まかには当サイトの記事と変ることはないようです。
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お読みいただき誠にありがとうございました。
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