はじめに
こんにちは、四元です。私は北九州八幡西のよつもと鍼灸院において、18年以上にわたり、患者さんのさまざまな症状に向き合って参りました。
自律神経「失調」症とは
このページをご覧になっているということは、あなたはなんとなく具合がわるく、お悩みなのでしょうか。とても多彩な症状があるのかもしれませんね。
全身倦怠・めまい・動悸(どうき)・不安感・緊張・イライラ・発汗・ふるえ・吐き気・食欲不振・不眠・頭痛などなど。
これらは自律神経がうまく働かなくなっておこる症状なので、自律神経失調だということなのですが、よく原因がわからない症状の集まりなので自律神経失調症というのは一種のバスケットネームだとも言われます。
確かに、外因としてのストレスが多い現代社会において、よくあり得べきものではあります。
自律神経失調症は「未病」?
そういった状態を、「未病」ととらえることもできます。そしてそれは鍼灸の得意とする治療なのです。
自律神経の症状は「身体の症状」として出現するのは確かですが、それは「心」の状態にも影響し、逆に影響されるものでもあります。
当院で多用する鍼施術の方法は、ほどんど刺さないで回旋を加えるというもので、これは開発者の首藤傳明(しゅとうでんめい)先生は心に効くと強調されています。
筆者の経験に寄りましても、間接的ではありますが、よい効果が見られます。
鍼灸は「身体」と「心」に働きかけます
筆者はですから、自律神経失調症をひろく「こころの病」ととらえます。身体の症状はむろんですが、こういった心の病にも鍼灸は効果があります。