はじめに
こんにちは、よつもと鍼灸院の四元です。私は北九州八幡西のよつもと鍼灸院において18年以上にわたり、患者さんのさまざまな症状に向き合って参りました。
お子様の症状にもよく出会います。あなたもお子様の症状にお悩みなのでしょうか。あるいは、お知り合いのお子様なのかもしれませんね。
夜寝なかったり、夜泣きをしたり、昼間から不機嫌であったり、奇声を発したり、あるいは、食欲がなかったり、便通がわるかったりするかもしれません。
かんむしはお子様(小児)に特有の症状です
そういった多彩な症状は「かんむし」と呼ばれ、お子様の成長とともに現われ、さらなる成長とともになくなるはずなのです。しかし、その渦中にある方にとってはそんな悠長なことは言ってはおられませんね。現代医学的に言えば、それは小児の神経症のひとつです。
身体とともに脳も発育
お子様は身体とともに脳も発育していくのですが、そのスピードにアンバランスが生じて、上記のような症状が出現すると言われています。ですから簡単に考えて、そのバランスをとる治療をすればいいのです。
小児鍼(小児はり)
実は、樋○奇○丸と同じような効能を、「小児鍼(小児はり)」は持っています。 「小児鍼」は「鍼」と名前がつきますが、大人の患者さんのように、経穴(けいけつ=いわゆるツボ)を対象に「刺す」ような施術をするのではありません。
経穴(ツボ)そのものがまだできあがっていないというべきでしょうか、お子様の皮膚を面としてとらえ、そこに優しく(擦るような)刺激を加えることで脳に影響を及ぼすことができ、かんむし症状を改善に導くことが可能となります。
皮膚は第三の脳だと...
最近は脳と皮膚との関係について、さまざまな研究がなされ、皮膚は第三の脳であるという説もあり、可能性は広がります。