はじめに
私は18年以上にわたり、北九州八幡西のよつもと鍼灸にて患者さんの症状に真剣にむきあってきました。
このページをご覧になっているということは、あなたやあなたのご家族が原因のよくわからない痛みなどの症状でお困りになっているのでしょうか...。
医療機関を受診されても原因がよくわからず、そのためなかなか改善しないかもしれませんね。

繊維筋痛症ってどんなものなのでしょう
線維筋痛症は現代医学的に言うと、つぎのようになります(ウィキペディアより)
線維筋痛症(せんいきんつうしょう、英: Fibromyalgia、FM)は、全身に激しい痛みが生じる病気である。 英語表記では、症候群であることを表現して、英: Fibromyalgia Syndrome(FMS)とも記される。
全身的慢性疼痛疾患であり、全身に激しい疼痛が起こる疾患である。全身や広範囲が痛み、またある部分だけが痛むことがある。その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多い。原因は不明であり、通常の医師が行なう血液検査では異常が現れない。CTスキャン、MRIを検査しても異常を発見できない。また、この病気が診断できる特別な検査は2015年現在ない。診断が非常に困難な症例が多いが、圧痛点による簡易的な見分け方が知られる
また、痛みだけではなく、だるさとかうつ症状などの自律神経症状がでたりするようです。男女比では女性が圧倒的に多いと言われています。

その原因とは
上記引用にもありますが、医療機関での検査(CT,MRI,血液検査)でも異常が見られません。最近の研究によれば、分子レベルでの関与がされているとか、また自律神経のバランスが崩れて起こるとも言われます。とにかく色々説があるようではあります。
鍼灸施術では
実は鍼灸施術は効果があります。もちろんこうした症状すべてに効果がある...とは言えないかも知れません。
しかし、自律神経のバランスを整えることができれば、この症状はかなり改善するのではないでしょうか。


鍼灸医学的には
鍼灸医学的には「通じざれば則ち痛む」「通じれば則ち痛まず」と言います。
気血(血液とかリンパと考えていいです)がうまく流れなくなると痛みが出て、それが円滑に流れていけば、痛みはでない...ということでしょう。
線維筋痛症についても、気血の流れが悪くなっていると考えられます。
痛みやうつ症状(これは気の滞りと考えられます)を改善するべく、鍼灸施術によって気血の流れをよくする...ということなのです。